2020年のミシェル・ファイファーの映画。
あらすじは、
マンハッタンに住むフランシスは60歳。セレブな暮らしぶりだが、12年前に亡くなった夫の遺産も使い果たして破産してしまう。計画では、お金を使い切る前に逝くはずだったのに。そこは計画通りにはならずで、とにかく家財道具をお金に変えて、息子マルコムと猫のフランクを伴って余生をパリで過ごすことに決める…。
原作はパトリック・デウィットの小説『French Exit』
監督:アザゼル・ジェイコブス
母:ミシェル・ファイファー
息子:ルーカス・ヘッジズ
他…
感想(ネタバレあり)は、
テーマは「死」なんだろうけど、とくに重くもなく、悲壮感漂うストーリーでもないんだけど、可笑しなシチュエーション多々なんで、なんとも滑稽でユニークだった。
ソニーピクチャーズさんの予告によると、シニカルコメディーと表現されていたが、なるほどね~ってな感じ。
それにしても、歳を重ねていても美しいミシェル・ファイファー。
ドラマでは、破産してるし、皮肉屋だけど、なんか堂々とした佇まいがカッコいいのだ。もっともあまり相手にしたくないかも…。(^^;
とくにカッコイイのが、レストランでの件。
会計を頼んでも来ない無礼な店員がいずれ慌てることになる。まさに相手を間違えてしまったねぇ。(笑)
このお話は、きれいな人だからこそ成り立つ奇抜なストーリーと映像なのかもなぁ。
場所もマンハッタンからパリへ…てのも絵になるしねぇ。
ラストはタイトル通りのフランス流の去り方で、消えてしまった。
なんというか、お金も使い切って、立つ鳥跡を濁さず的な…。
その後、宴が終わるみたいに皆散っていくところも画角がいいんだよねぇ。
正直、名作というよりは、シュール感が強くて迷作って感じはするけれど、不思議と観終えた後は気分良い感じ。重くないからかな。
ただ、この手の表現は、好きか嫌いかに分かれそうだとは思うけど…
なお、この映画はアマゾンプライムで100円でみられたよ。
※ お知らせ
メンタル不調により、しばらくペースがスローダウンになります。
もっとも以前から不定期ではありましたが、さらに…(苦)
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申し訳ないです。