固形燃料コンロを買ってみた

防災と備蓄

たまたま見た防災系のユーチューブで、この固形燃料コンロが紹介されていた。
みたところ、便利そうだったので、さっそくカセットコンロの予備軍として購入した。
なお、私はキャンプはしないので、もちろん防災用としてだが…。

コンロのつくり

真ん中に固形燃料をセットする。

五徳は取り外せないが、しっかりしたのがついているので、やかんや鍋をのせるのに安定する。ガタイも大きくて重さに耐えるしね。

また、固形燃料を入れるところが引き出し式になっているのと、その引き出しの上部に簡易な2枚蓋がついているので、これの開閉で火加減を調節できるようになっている。

ただ、キャンパーさんの話だと、アルコールストーブとして使うには、中が浅いんだとか。

しかもアルコールは火力が強いし、器いっぱいに広がるし、揮発性だし、アルコール燃料は保管もより気を遣わねばならんし…。
さすがに怖いので、わたしは固形燃料ストックでいくことにした。

お値段は、1000円台から2000円台まである。

私が注文したのは、アマゾンさんで一番安く表示されていた1200円のもの。中国製。

届くまでかなりの日数がかかったし、梱包も中身の箱もボロボロで来て、正直使えるのか?!と思ったが、一様大丈夫。ただあまりキレイとはいいがたかったが…。 それに、引き出しの蓋はかなりちゃちい取り付けだったので、開閉がスムーズって感じではなかったが、蓋を閉じればちゃんと火は消えた。

なお、私はアルコールを使うことはないので、その点は検証できず、ごめんなさいとしか言えない。

ただ、カセットコンロはカセットガスを使うし、そのストックはかなり場所をとられるので、ストックが切れてしまったときに、この手のものがあると役立ちそうだと思った。
わたしはあくまでカセットコンロの予備器具として考えている。

麦茶を作る

これで2リットル強のお湯を沸かして煮だし麦茶をつくってみた。

結果、水量が多いだけに、固形燃料は2個使った。
だいたい沸騰に30分弱。そこから煮だして、なんだかんだトータル40分以上かかったかな。
今は外気も暑くなってきて、室温も暖かいから、この程度でいけちゃったのかもしれない。寒風吹きすさぶ時期などはもっとかかるのかもね。

今回は大容量の麦茶だったが、これでちょっとした湯煎料理も可能だなと思った。
水量がカップ2杯分くらいなら、燃料は1個で十分だろうし、ずっと早く沸いただろうと思う。
またいつか機会をつくって、マキネッタでコーヒー淹れてみようと思う。

火力が弱いので、煮だしにもう少し時間をかけた方がよかったかも。

キャンプ系ユーチューバーから学ぶ

ベテランキャンパーさんの動画を参考にさせていただきました。私が買ったものより蓋の開閉がスムーズそうだ。

上記のキャンパーさんがわかりやすく説明してくれています。
この手のコンロが気になる方は、参考にしてみてください。

※ なお、防災系ユーチューバーさんのこのタイプのコンロを使った動画を失念してしまったので、申し訳ないです。かなり前に見たので履歴から探せなくてごめんなさい。見つけたらリンクはらせていただこうと思います。

ところで、キャップなんて高校生のとき以来、やったことないし、バーベキューもなんだかんだ男衆がやってくれてたので、まったくこの手の道具の使い勝手がわかっていなかった。(苦)

そもそも固形着火剤も料理屋さんで、チラチラ燃えている程度を見るくらいで、ほんとのところその威力がどんなものなのかよくわかっていなかった。

このたび固形燃料を扱ってみて思ったのが、強火という感じではなかったが、1個でもそこそこに使えると思ったし、キャンパーたちが1合ご飯をこれ1個で焚いているくらいなので、小さくてもパワーあるかも。それに、なによりストックがしやすいかなと思った。

ただし、やはり火気のそばに置くのは危険だから、それなりにストックも注意が必要だと思ったが、この手のコンロと固形燃料は、防災グッズとしても十分助っ人になると思ったな。

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