果敢なくもあり、淋しくもあり、思いが溢れまくりなのだ

趣味とお勉強

今年の5月に亡くなった、英国のバンドDepeche Mode(デペッシュ・モード)のフレッチことアンディー・フレチャーを偲ぶ。

長らくファンをやってきて、いつかこういうことがあるだろうとは思っていたが、思った以上に早くきてしまったので、正直ただただ驚いている。

今日はちょっとしんみりモードなのだ…

デペッシュ・モード(以下DM)って、

曲は”Never Let Me Down Again” めっちゃ可愛い車が出てくるのだ

このグループは日本ではあまりメジャーではないので、知らない人も多いと思うが、欧米では、80~90年代を席捲したスタジアム級のビッグバンドなのだ。

ちなみに、バンド名はフランスのファッション誌名からとられている。80年頃から活動しているバンドで、当時はエレポップとよばれる電子系の音楽ジャンルを割り当てられていたっけ。

彼らが登場するちょいと前は、ドイツではクラフトワーク、日本ではYMOのようなテクノバンドがエレクトリックな音楽を流行らしていたから、丁度その波に乗った感もあるが、かなり個性が強くインダストリアルな曲調が多かった。
それゆえか、どちらかというとダークで重たい音楽だったので、日本では完全にアンダーグラウンドな存在だった。

DMのフレッチ

一番の古株のアンディー。
グループの成り立ち当時からのメンバーで、音楽的な部分よりも、どちらかというと、マネジメントの部分を担っていたんじゃないかと思う。

DMの人気絶頂期は、いろいろあり過ぎて、崩壊しそうなところまでいったが、結局3人になってからは地道に活動を続けていた。

ちなみに97年以降のメンバーは、曲を作るマーティン・ゴア、ヴォーカルのデイヴ・ガーン、そしてアンディーの3人。

曲は”Precious”  

なお、今はマーティンとデイヴの二人になってしまったが、DMとしての活動は続けていくようだ。オフィシャルサイトを見ると、来年のツアーが既に組まれていた。
オジさんたち、(いやジジ等かもしれないが)は、現役続行するらしい。きっとアンディーも喜んでいるだろう。

そういえば彼は、自然死と聞く。丁度60歳が彼の寿命だったのかと思うと、はかないと思うものの、私とは同年配で、老に片足を突っ込んだところだし、もうそういう年代に入ってきたんだよねとしみじみ思ってしまった。

溢れるDMのCD

すべてデペッシュ・モードのCD

ところで、私はシンプルライフを目指しているけれど、CDはまだ当分処分できそうにない。もっともDMのだけでも数えたことはないが、けっこうな量あるのだ。中にはブートも含まれているしなぁ…(汗)

じつは頑張って、レコードの方は中古レコ屋に売って手放した。ただあまりに思いが強すぎて、そのときのレコードをデータベースにしていた。なんとレコードだけで、56枚あった。すべて12インチサイズだ。

いったいこのDMにどのくらいつぎ込んだのだろう。
完全に彼らの商法に乗せられて、ん十年も投資していたとは。(爆)
ただ、それだけ楽しんだけどね。これがあったから、ロンドンのライブも一度は体験できたし。
その点はまったく悔いなしだよ。

とはいえ、もう既にこちらも婆の域に入っているわけで、この思いの残るCD問題は複雑だ。
あの世に持ってはいけないのは重々承知なのではあるが、まだ愛がありすぎて保留するのだ…。(苦笑)

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