『星が導き出すハーバルアストロロジー』再読

趣味とお勉強

昨日は、母を内科まで連れて行った。
待ち時間、手持ち無沙汰になるので、これまた以前読んだ『星が導き出すハーバルアストロロジー』という本を持っていった。
もう星読み愛が止まらないのだ。(苦)

『星が導き出すハーバルアストロロジー』とは

IFA認定アロマセラピストの岸延江さん著による本で、説話社から発行されている。
内容は、アロマやハーブを占星術を通して役立てるというもの。改訂版もだされているようだ。

あげられているハーブと精油の55選のなかに、お馴染みの野菜のキャベツや、春の七草の一つであるナズナが出てくるあたりが、親しみやすい。

なお、ここで取り上げられているのは西洋占星術だが、ただ誕生日の星座がどうのではなく、これをとっかかりにして、チャートを読めるようになることが、この本の狙い?!なのであろう。

ハーブも占星術も奥が深い(感想)

この本はどちらかというとセラピストさん向けなのだろう。人様に、星をもとにハーブや精油を選びたいならば、なるほどと思えるのだ。
ただ、星読みの本としては、物足りないものがある。しかし、セラピーに占星術を取り入れる入門書として書かれておられるようなので、そういう方向けには、占星術を学ぶきっかけになるだろう。

感想としては、
ハーブと占星術の組み合わせは、それだけで興味深くてワクワクするものがある。ただ占星術は、それはそれで深いものがあるので、そちらの専門書を、前もって読んでおかれると、この本もより楽しめるのではと思った。
実際、再読してみて、初めて手にしたときよりも、今の方が理解が深まったしね。

ケーススタディが出されていたが、そこまでに至るには、やはり相当星読みの訓練をしていないと、実用は難しいだろうね。(←セラピストさんの場合だが)ただ、自分に試すのは面白いと思うが…。

ところで、私は支配星からどんなハーブがあげられているのか、気になっていたので、そこが参考になる。できれば55選といわず、もっとあげられていればいいのにと思ってしまうが、手に入りやすいハーブで纏めれているので、すぐに取り入れられる配慮がなされていると感じた。

  • 支配星とは、
    12星座各々には支配星と呼ばれる守護の星があり、それぞれに個性がある。例えば、牡羊座の支配星は火星で、火星はギリシャ神話では軍神マルスであり、行動派のパワフルなイメージを持つ、というように…。興味のある方は、ご自身の星座の支配星を検索されると面白いと思う。

ハーブ本

今ではハーブ本がいろいろ出されている。
かなり専門的なものから、もう少し入門者にも親しみやすいものまで。ネット上でも、ハーブと症状(例えば「ハーブ 肩こり」というようなキーワードで…)を打ち込めば、何かしらハーブを探し出してくれる。便利な時代だよね。

とはいえ、占星術と組み合わせたハーブ本はまだまだ少ないし、あっても高額なものばかり。私みたいに趣味で楽しむには、ちと懐が痛い。

それに、確かに占星術そのものは別に勉強する必要がある。
が、それを踏まえた上で、ハーブや精油を選ぶときに、この本はなかなか参考になりそうだ。

タイトルとURLをコピーしました