ロード・オブ・ザ・リングの「力の指輪」シーズン1

趣味とお勉強

アマゾンの製作するドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」シーズン1を観た。

その感想をちょっと。

なお、初めての人は、できればこのドラマを見る前に映画「ロード・オブ・ザ・リング」と「ホビット」を観ておくことをおススメする。

でないと分かりにくいと思うから。

シーズン1の見どころ

このお話の見どころは、

まず、「ロード・オブ・ザ・リング」のフロドの時よりも、「ホビット」のビルボの頃よりも、もっと以前の世界がどんなだったかだろう。

また、それぞれの民族はどんな社会構造で、どんな暮らしぶりだったとか。

それから、この時代を生きているエルフのガラドリエルやエルロンドは、どんな生き方をしていたのか。

さらに、空から火球となって落ちた「よそびと」とは何者か。

かつてフロドが挑んだ彼の地がいつどこに出来上がったのか。

そして、いずれ実体を失って目だけとなる冥王サウロンの正体とは何者なのか。

なにより指輪がどんな経緯で作られるのか。

このあたりをシーズン1で確認していただきたい。

物語の出だしと中つ国の種族たち

アマゾンのドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」の予告編です。

―――
中つ国に潜む敵をまだ追うエルフの若き?戦士ガラドリエル(以後ガラ様と呼ぶ)とその部下たち。
ガラ様一行は、一旦は王の命で国に戻り、王よりヴァリノールと呼ばれるエルフ安住の地行きを賜るが、出航したものの独り飛び降りてしまう。
泳ぎ疲れたガラ様は、漂流している筏の人に助けられる。
そのなかに南方国の男ハルブランドがいた。
だが筏上でも色々あり、なんだかんだハルブランドとガラ様の二人だけが残ることに。
二人はさらに漂流し、結局ヌーメノールの海洋船船長エレンディルに助けられ、ヌーメノールの都に連れていかれるが…。
―――

なお、このドラマでは、サウロンとガラ様とエルロンドが、「ロード・オブ・ザ・リング」でもお馴染みの名として連ねている。

この面々を簡単にいうと、
世界を暗黒にして支配しようと企む謎多き悪の冥王サウロン。
一方、その邪悪な敵に立ち向かう戦士でエルフのガラ様。
ガラ様の友人で半エルフ、かつ王の部下のエルロンド。

またこの中つ国の世界は、様々な民族が住まっている。エルフ、人間、ドワーフ、ハーフット、そしてオーク。
オークについては邪悪集団。
あとはこの世界に落とされた「よそびと」が登場するのだが…。

しろくろのまとまりのない感想

正直、映画とアマゾンドラマの違いに、はじめはかなり驚いた。

ちょっと違和感というか別物感を覚えたのだ。

その違いとは、ドラマで多種多様な人種を取り入れたことだった。

確かに原作者トールキンの物語自体、様々な民族との交流と協力が鍵になっていると思うのだが、ここまでマーブルな世界観が大胆かつ唐突につくり上げられていると、某バンクの白戸家で慣れているとはいえビックリした。

アマゾンも思い切ったことをやる。なにせ映画ではここまで多色ではなかったものだから…。

ただ、それで面白くないかというと、まったくそんなことはなく、むしろ引き込まれてしまっていたが。

なんといってもユニークなキャラクターたちと、重厚な設定、そしてストーリー展開の面白さがこの物語の魅力だからだ。

お馴染みの名前や民族がでてくるだけで私は高揚した。

なお、このシーズン1では、謎がいくつかある。

明かされたものもあるが、まだまだハテナ?な部分も多く、この先の行方に向けてかなり引っ張られそうだ。

ハテナついでに、ちょっとだけ言ってしまうと、ハーフットというホビットに似た民族は、ひょっとしてホビットの前身なんだろうか?(この物語ではホビットは出てきていないのだ)
ハーフットは現段階では流浪の民なのだが、姿的にはホビットと同族のようだが。

ところで、全体にエルフ諸君はもっと妖精のような雰囲気にしてほしかったな。残念に感じたのはここなのだ。
あの時間を超越したエルフがただの尖がった耳の種族にしか見えないってのが、なんとも個人的に不満に思ったところ。
もしあそこにスタートレックのスポックさんが混じっていても、違和感なかったりしてね…。(苦笑)

あ、でも、ブラック系エルフ、アロンディルの華麗なアクションはカッコイイ。
なんというか、サッカーのクルっと回転してシュートするときのような、足技がナイスなのだ。
あれはワイヤーアクションなんだろうか?

って、なにか別の側面が気になってしまっている私。(^^;

以上

冒頭でも書いたように、初めてみる人は映画も観るようにおススメした。

それは、このドラマが映画「ロード・オブ・ザ・リング」、「ホビット」よりも、もっと遡っての前のお話になっており、繋がっているからだ。

なんとも壮大な物語で、空想上の国や民族など盛りだくさんゆえに途中からだと理解が難しいと思うのだ。

例えると、スターウォーズなみか、いや~それに負けず劣らずに匹敵すると思ってしまう。

それだけ、トールキンの描く世界観はスケールが大きい。

それに、まだシーズン1だが謎が多く、その謎も「ロード・オブ・ザ・リング」と絡んでくる。

正直、私自身混乱していて、チンプンカンプンである。

まだまだ謎だらけなのだが、シーズン2もプライム会員の特典がつくなら気合いを入れて観ようと思う。

はてさて、アマゾンさん、どうなの~?

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