とあるミニマリストさんが動画のなかで紹介されていた「エッセンシャル思考」
じつはそちらを図書館で借りるつもりが、間違えて続編の「エフォートレス思考」を借りてしまっていた。(苦笑)
まぁ、読んでみたら、なかなか良い本だったので、その感想などを。
本の流れ
本は、エフォートレスの精神・行動・しくみ化という流れで書かれている。
エフォートレスの精神では、
面倒なことや困難なことを、よりシンプルに楽しいものへと転換させる心構えのようなことが語られていた。
かいつまんで言ってしまうと、頑張らなければならないという思い込みから解放し、無駄なことを削ぎ、楽に進められるようシフトする…てな考え方。
(解釈間違っていたら、ゴメンナサイよ)
エフォートレスな行動では、
少ない努力で、大きな成果を達成するためのヒントのような行動のあり方が書かれている。
ゴールを定め、まずは小さなステップに落とし込んで踏み出す。
そして、やらなくてもいいことを見つけ出して削除し、よりシンプルにする。
なお小さな失敗を重ねながらも、その失敗を卑下するのではなく、行動をしていることに目を向ける。
あとは淡々とペースを守って、ゴールに向かって進める。
エフォートレスのしくみ化では、
考え方とその行動をしくみ化して、自動的に成果が得られるようにする。
それにはテコが役に立つ。
テコの内容については、学びや、シンプルに伝えるとか、信頼のおけるチームの構築とか等々。
感想
これのいいところは、「楽にやろう」ってことだよね。
しろくろ的極論をしてしまうと、「楽して得しよう」みたいな発想になるが…(爆)
本では、様々な方のエピソードを交えながらなので、わかりやすくサクサク読めたよ。
個人的には、これに近いことをやっているところが一部だけどあるかな。
遠いゴールの前に、近いゴールをいくつも設定し、それを片づけていくとか。
また、なるたけ習慣化できることはそうして、しくみ化していくとか…。
若い時にはできなかったけれど、今は多くのミニマリストさんの動画をみてるうちに、真似たりして、なんとなく取り入れてたみたいだ。
実は、真似るのが一番「楽」だったりしてね。(笑)
そのうえ、株探しにも役立っている。
なんというか、企業さんの決算をみて、ROE、ROAをみるときに通じるんだよなぁ。
少ない資産で上手く回せている企業はどれだ~!?みたいな。
それにしても、物事はなんでこう複雑化してしまうんだろう。
まぁ、難しく考えず、もっと楽にできる方法はないかと、度々思っているけど、実際は面倒な感じになってることの方が多々あるんだよね。(苦)
もっとも混乱しているのは個人に限らずだね。マイ○ンバーとか…
書籍データ
「エフォートレス思考」
副題:努力を最小化して成果を最大化する
グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳
かんき出版