太陽光付きの防災ラジオの威力

防災と備蓄
防災ラジオ

外はチラホラ雨が落ちてた今日のお天気。

こんな日和でも太陽光付きの防災ラジオってどうなの?

そう思って、今日は使ってみた。

肝心な時に使えないなんてことがありうるからだ。

ウチにあるのは、クマザキエイムsolpaというメーカーの物。

内容は、よくあるタイプで、AM/FM(ワイドFM)が聴け、懐中電灯、SOSアラーム付き。

充電機能は、手回し、USB、乾電池、太陽光の4つの方法がある。

満充電なら、スマホ1台が1回チャージできるとのことだ。

(太陽光つきの他社製品を持っていないので比べようがないが、だいたい皆こんなものなんだろうか?)

なお、懐中電灯とSOSアラーム、それに太陽光を除く充電システムは特筆するようなこともないので、ラジオと太陽光充電にフォーカスしてみた。

ラジオ機能

感度は良い方だ。音がハッキリしている。

窓際におけば、よく電波を拾ってくれる。

ただし、窓から離れて部屋の奥にもっていくと、感度は悪くなり、AMは聴けなくなってしまったが…

ただ、これより一昔前に準備した他社の手回しタイプのラジオは、残念ながら肝心のラジオがまったく使えなかったので、最近のものは感度に格段の進歩があるようだ。

結構、防災ラジオってこの感度問題でアタリハズレがあったりするが、この機種はクリアしたといってよいと思う。(ただし窓際設置)

ところで、日中なら曇天でも雨天でも、ラジオを聴くだけなら乾電池はいらなかった。

しかも自ら外の光を取り込んで充電するので、その点は優れものだ。

そのうえワイドFMなので、FM側でAMが聴けるのは悪くない。

ただし、NHKはワイドFMに入っていないので、AM側で聴くしかないが…。

何でNHKはワイドFMに加入しないのだろう?

防災の観点で、ぜひとも入れてほしいものだ。

太陽光充電

先ほども言ったように曇りでも雨でも、ラジオをつけっぱなしでも、本体は充電ランプがついている。

パワーは相当低そうだが、チャージはしているようだ。

ただ、他の機器とつないでそちらをチャージするとなると、曇天や雨天ではまったく歯が立たなかった。

タブレットの充電を試みたがすぐ切れた。曇天では厳しいようだ。

装着したときだけ、他の機器側のチャージランプがついたが、しばらくすると消えていた。

ちなみに実験に使用した他の機器とはiPadとハンディー扇風機。

どちらもちょっとだけついたが、消えてしまった。

ハンディ扇風機も最初はチャージランプがつくが、しばらくすると消えていた。

いつかまた、バッチリ晴れた日に太陽光充電しながら、他の機器充電が可能かどうか挑戦してみようと思う。

なお、太陽光で本体を満充電するには相当時間がかかるらしく、会社サイトの製品説明によると、ソーラーで約40~50時間かかるとのことだ。

ん、結構かかるね。

その他の方法による満充電は、USBで約6~7時間。

単4乾電池3本で、約8~10時間。

手回しでは、毎分130~150回転で約10~12時間だとか。

はたして手回しの1分間でそんなに回せるものだろうか?…もう止そう(^^;

まぁ、太陽光ではここまでだが、あらかじめ本体を満充電にしておけば、イザというときの助っ人にはなるだろう。

しろくろ的結論

やはり太陽光は曇りや雨の時には、厳しかった。

この状況でモバイル等を充電するには、別の方法をとるしかない。

それに、災害によっては長期に備えなければならないことを考慮すると、あらゆる充電システムを用意するしかなさそうだ。

ただ、曇っていても僅かな光でラジオが使えるのは嬉しいものだ。

停電時は極力エネルギーを使いたくないというのもあるから、少ないエネルギーで使用できるというのはいいことだ。

とくに情報や人の声が聴けるのは、不安がいくらか緩和されるかもしれない。

でもー、
停電となればこのラジオを大いに利用すると思うが、それ以前にそういうことが極力起こらないことを祈る。

今は何があってもおかしくない気がするので、早めに他の機器もチェックしておいた方が良さそうだ。

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