気がつけば還暦

ひとりごと

欠伸してる間に3月になってしもうた。
そうこうしているうちに、先月還暦をむかえてしまった。
ちっともめでたくはないが、なってしまったものは仕方ない。
これで晴れてシニアの仲間入りなんだろうかねぇ。
そもそもシニアっていつからなんだ?
実際のところ、よくわからないが…。
老いに対して、いろいろな呼び方をするから、けっこう混乱を招くというか、面倒くさいと思ってしまう。まぁどうでもいいことだけど…。(苦)

さて60といえば、生まれの干支年になってキリがいいってのあるだろうけど、なんだかんだ昔は、ここが寿命のボーダーラインだってことがありそうな…。

そういえば、一般人より遥かに恵まれていたあの天下人の秀吉公は、61歳で尽きておられる。晩年は認知症があったようだし、粗相?もあったようで、このあたりは色んなドラマで描かれていたりするよね。波乱な生き様とはいえ、今よりは脂肪分も少ない食生活だろうし、若い女性に囲まれて若さを保てたわりに、老け込み度合は凄まじい。

ちなみに家康公は73歳まで踏ん張っておられた。当時としたら素晴らしいが、今の時代だったら、もっと頑張れたかもしれないねぇ。

それが、今や人生100年時代といわれているわけで…。
昔の60の還暦とはちと意味合いが変わってきている気がする。
お勤めによっては、定年が60から65へと移ってきているみたいだし、頑張れる人は70を目指す。
社会的にも医学的にも、昔よりボーダーライン自体が後ろにずれてきているような。

まぁ、健康寿命となると、厚生労働省の2019年データによると男性は72.68歳、女性は75.38歳だそうだから、実際は健康寿命ラインをお祝いに当ててもよさそうな気がしてしまう。干支でいっても72歳あたり。60に比べればキリは悪いかもしれないけど、12年が6周。12という数字は暦ではお馴染みだしねぇ。1年は12ヶ月。干支も12あるしなぁ。
な~んて、私が勝手に決めるわけにはいかないが…。

ところで、老いは段差のキツイ階段をドスンあるいはガタンと落ちるようにやってきた。
あ、これ私の場合だけどね。
他人様はどんな感じかわからぬが、私のはそんな感じなんだよね。
なんちゅうか、感覚的に老化はだんだんとではなかったなぁ。
次のドスンガタンはいつくるかな。う~む、怖いぞよ。

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