アマゾンのプライムビデオで映画「祈りの幕が下りる時」を観た。
久しぶりにウルウルきた。
これは邦画で、2018年の封切だったらしい。
もともとはテレビドラマ「新参者」のシリーズもので、このドラマ好きだったんだが全く知らなかった。
なんたって「新参者」といえば日本橋で、この場所と、阿部寛演じる加賀刑事が味があっていいのに~♥
なおこれは、泣ける映画を見たい方にお勧めする。
新参者シリーズとは
この映画は2010年にTBS系のテレビドラマになっていた「新参者」の完結編ということだ。
「新参者」は東野圭吾作品で、刑事・加賀恭一郎の推理シリーズである。
加賀の管轄は日本橋で、物語はここを舞台に繰り広げられている。
事件にまつわる人間模様と加賀自身も父親との確執を抱える暗いの部分があり、ヒューマンドラマなのだ。
東野圭吾の作品は影のある人物の描き方が秀逸で、読んでもいない私でもドラマに引き込まれる。(苦笑)
とくに、この「新参者」は日本橋という情緒ある場所がこのドラマに深みを添えている。
ミステリーは事件の裏に見え隠れする人々のドラマが要だが、この作品もそれに違わぬ物語が展開されている。
それにしてもこのドラマの放送が2010年って、もうそんな経つのかいな。時が経つのが早すぎるよなぁ(^^;
「祈りの幕が下りる時」のあらすじ
導入部分をチョロっといってしまうと、
加賀の失踪した母が仙台のとあるアパートで孤独死していた。
彼女の勤め先のスナックのママの連絡で、加賀は遺品整理に向かう。
もっとも加賀と連絡がとれた訳は、母と一緒に暮らしていたある男からの情報だった。
その男も行方をくらましていたが。
ただ男は日本橋に行くことよく話していたらしい…
時がたち、下町のとあるアパートの一室で女性の絞殺された腐乱死体が発見される。
アパートの主は遺体の女性とは異なる男のものだった。
それらを捜査する加賀の従弟の松宮刑事。
遺体の身元を調べていくうちに、同級生である演出家の女が浮上する。
さらに、女の事務所でその女と写る加賀の姿を見つけるのだが…

出演者は、阿部寛、松嶋菜々子、溝端淳平、田中麗奈他
これ以上はネタバレになるので申せないが、気になる方はご視聴を。
なお、この作品はプライム会員特典対象なので、会員なら無料で見られます。
「新参者」のシメ
この「祈りの幕が下りる時」は、加賀恭一郎シリーズの締めくくりであるというのも納得のストーリーになっていた。
事件そのものばかりでなく、加賀と父の確執、母の失踪の謎、それになぜ加賀がこの日本橋の街にこだわるのかもみえてくるお話になっている。
重たい物語だったが、観終わると涙腺ゆるゆるで完全に崩壊してしまった。歳のせいかもしれないが…
ところで、東野圭吾モノで、福山雅治演じる「ガリレオ」シリーズもいいよね。
こちらは、もう少しユーモアもあるしね。
映画も今年なにやら封切られたようだし、ビデオ化したら観たいな。
そうそうもう一つ気になっている映画あったな。
妻夫木聡主演の「ある男」
これもビデオ化したら、ぜったい見る!のだ。
忘れないように、このブログにメモっておこうっと。( ..)φメモメモ (笑)