我が家の有能なスタッフの太陽光発電が壊れてしまった。
この電力高騰の折、痛過ぎる。
そうでなくても今の世の中電力頼みだというのに…。
冷蔵庫もエアコンもレンジも、ガス風呂でさえそのスイッチは電気だしなぁ。
ここでは、うちの太陽光発電の過去3年分の売電量と、昨年のトータルの使用電力量と発電量をみて、太陽光が節電にどう貢献してくれていたかを調べてみる。
これから太陽光発電を検討している方の参考になればと思う。
(22.10.15加筆)
節電戦力の実力
(注:太陽光発電のパネルやパワコン及び設置にかかる費用は除いています)
ウチの太陽光発電は作れる量も小さく、3.5kwタイプ。
そうとはいえ、結構な力を発揮していた。
昨年の売電量の計が2,963kwh、一昨年が2,745kwh、一昨昨年が2,856kwh。
この3年分の平均をみると約2,854kwhになる。
仮に年間2,800kwhつくれるとみた場合、うちの場合の売電額は78,400円になる。
たとえ3.5kwタイプでも、年にするとかなりの量と金額になるものだ。
それに、昨年の使用電気量のトータルが3,045kwhで、売電量が2,963kwhだった。
これを相殺して、その差を実質支払った分量とみると、なんと82kwh。
ここまで頑張ってくれていた。
ただし金額にすると、売電の買取額と使用による支払額の単価は異なるので、支払額で計算すると、昨年の電気代は4,798円となる。
懐を痛めた額がこれだけで済んだと思うと、なかなかの節電かつ節約効果だ。
ところで、月でみるとこれまで一番電気をこしらえたのは、2019年6月の396kwhで金額にして11,088円(売電額)ついている。梅雨時にしては珍しい。
また一番少なかったのは、今年(2022年)1月の82kwh、2,296円となっている。

太陽光は日照時間や天候に左右されるため発電にムラがあるが、だいたい4月から8月までが発電のピークだ。(もちろんこれは、うちの場合である)
なので、これからは日も短くなってしまうため、それほど期待できないだろう。
ただ、夏はエアコンを使っていても日が長いので、十分補えて助かった。
偉大なる太陽
こうしてあらためて、今回の故障から太陽の凄さを感じたわけです。
そういえば大昔、太陽は神様だった。
エジプトではラーとかアメンとか、ギリシャではアポロンだっけ、日本でも天照大神…。
昔からどこの国でも太陽は偉大な神様で、重要な存在だった。
春は種まき、秋は収穫。
太陽は時計であり、カレンダーであり、なにより温もりなのだ。ただし今は暑すぎるが…(汗)
そのうえ現代では、太陽の光を使ってエネルギーを作る。
もう偉大なる太陽様様なのである。 それなのに、とほほほ。
ところで、ニュースで東京都は新築住宅の太陽光発電を義務化するか?とながれていたが、そうなりそうな雰囲気だ。
となれば他県も追随するかもね。
故障中、それでもやらねば節電を
↑といっても限りがあるが。
今回の故障ですべてが買う方に回るので、これからどのくらい電気量がかかってくるか不安である。
ハウスメーカーの提供する電気量表示をみると、「よくできました」のお墨付きをもらえてはいるけど、痛い出費となるのは間違いない。 やはり節電はしないとな。

たとえば使ってないところのコンセントは抜く。
エアコンは扇風機と併用。
そして室内温度を28度に保つよう温度計をみながら調節を繰り返す。
あとIHの方は、お湯は必要な分だけ沸かすとか。
そんなところだが、太陽光があろうと無かろうとやれることはやっているつもり。
結局は出来る範囲で、無理はし過ぎないことだろう。
ところで、うちの故障の原因はパワコンと呼ばれる本体に水が入って配線にかかってしまったことらしい。
蓋をあけたら水がジャーーーと勢いよく出てきた。
まぁ、火災にならなかったのはよかったが。
まだ4年しかたってないのにと思うとあまりに短すぎる命だった。
なんだかんだで交換というかたちになったが、それには1か月半も待たなければならないとか。
壊れてから取り付けまでを考えるとこれはほとんど2か月だろう (溜息)
(22.10.15加筆した時点でも、実はまだ設置できていない。半導体不足が影響しているということだ。)