大河ドラマ『どうする家康』感想(ネタバレあり)

趣味とお勉強

またまた武者ネタです。

というわけで、昨日は大河の家康さんを見た。
面白いねぇ。こんな家康像は初めてだよ。
いいね、いいねぇ。婆は気に入りましたぞ。
どこかお堅い大河が、一皮むけたって気がしましたよ。
歴史を扱うとはいえ、ドラマだからこその面白さもなくちゃあね~。

1&2話の感想

1話目のお気に入りは、4つあった。

1つは、桶狭間での義元公の華麗なる舞。
戦場にあっても雅を貫く姿勢は、あっぱれ。なるほど、野村萬斎さんなワケだ。

もう1つが、ゴールドのヘルメットでしょうな。
義元公からじきじきに賜ったというあのキンピカ兜。インパクト大です。

3つ目は、戦国一の大魔王信長。
岡田准一くん扮する信長の迫りくるシーンはもう迫力ありすぎる。目力を通り越して、顔力が怖すぎです。(笑)

一方、それとは真逆な世界観を醸しているのが、最初の奥さんである瀬名とのシーン。
出会いから所帯を構え長男誕生にいたるまでのエピソードが、ほんわかマイホーム感でいっぱいでしたな。ギャップありましたわ。これで4つか。って、全部じゃん。(爆)

面白い脚本と演出は、まるで漫画を見てるような楽しさがありましたよ。

ところで、戦国時代の甲冑は、もはやファッションを超えたエンターテイメントですからね。実用性はどうなの?と思ってしまうところはあるけれど、あのジョージ・ルーカスも影響を受けたほどだし。このあたり、製作者さんはよーくわかっていらっしゃる。ゴールドヘルメットの件は、思わず噴きましたよ。(大爆)

2話目は、あっという間に時間が終わってしまった感じ。
しかも落ちまであって、愉快愉快。

なるほど、1話で信長公が「待ってろよ白兎」みたいなことを言っていたのが、わかりました。
お母上の於大の方様が、何度も三虎を豪語するところ、2話目も笑いのツボをちゃんと用意してくださっていましたな。

今からこんなに楽しくて、この先、どーなの?と思わなくもないが…
なにせ、あの戦国ですからね。猛獣、いや怪物どもが跋扈する魑魅魍魎の時代にあって、生き延びて頂点に立つ有名人ですから、その描かれ方に興味津々になってきましたよ。

NHKの思惑か?

ところで、勝手に勘繰ってしまうが、ここまで思い切った人物描写で大河をやるところをみると、ひょっとしてだが、若い人受けを狙っているからなのでは?
昨今では若者のテレビ離れが起こっているようだし、有料チャンネルのNHKとしては、このままテレビ不要層が増え続けると、死活問題になるからねぇ…。将来を危惧してのことかもしれないわな。

でも、それはともかく、確かにこの方が、現代的で人間味があるし面白い。
これまでの大河は、どうしても重たい感があったしね。まぁそれはそれで楽しんできたけど、歴史を扱っているとはいえ、こういう現代的な解釈があってもいいと思う。新鮮だしね。古沢良太脚本、マジで面白いわ。それに、さすが松潤を起用しただけのことはあるかも。

週刊大河ドラマガジン

さてと、このストーリーは、まだ始まったばかり。
家康公がビビリで純朴な青年から、いつ、したたかなおっさんに変貌をとげていくのか、それともタイトルが「どうする」なだけに、このまま将軍の道を迷走しながら進むのか?なんだか楽しみになるね。
1年間は長丁場だけど、この調子だと、あっという間かもしれないな。

そういえば、ストーリーの面白さもさることながら、表題そのものがキャッチーでいいねぇ。
もう、毎週日曜日が待ちきれないですわ。
それに、個人的には、金ピカヘルメットを着けた家康どーもくん、欲しいわ~♥

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