母の認知症予防活動、略して「認活」

健康と介護

そもそも認知症予防ってどんなものがあるんだろう?

専門的なことは、その道の方に任せるとして、ウチでやっていることなどを書いてみた。

これが果たして予防になっているか、どうかは正直わからない。

ただ高齢になると、受身の部分の方が多くなっている気がするので、自分から能動的に動いたり、頭を使うのはいいことだと信じて、気に入ってることはやっていただいている。

なお、項目として、運動、食事、脳トレ、娯楽の4つにフォーカスしてみた。

運動

これは、天気が良ければお外を歩いている。

外の空気に触れたり、植物をみて季節を感じたり、ちょっとした発見もあるから、外を歩けるときは外散歩だな。

ただ、暑苦しい夏や、寒すぎる冬、また外に出るのがどうにも面倒な時、悪天候の時は、ウォーキングマシーンを使って歩く。

この頃は雨も多いので、マシーンの出番が多いが…。

とにかく運動はいたってシンプルなお散歩である。なにより手っ取り早いのが良い。

そしてその他の方はデイサービスにお任せしている。

そうそう、ときどき冷蔵庫に背中をくっつけて腕を高く上げてたりしている。

多分、背筋を伸ばすストレッチってことのようだ。(本人の主観なので…汗)

食事

コーヒーを淹れる。

ウチはお昼にコーヒーを飲む習慣があるが、今では母が淹れてくれる。

お気に入りのブレンド豆を測って挽いて、ドリップ式でじっくりじんわり。

この工程をやってくれている。

やっぱり人に淹れてもらったコーヒーは美味いっ!(^-^)

まぁ、あと料理の方は私の裁量?であるからにして、主要な栄養分は摂れるようにしているつもり。

ただ、今や料理をしたがらない母だが、なるたけ手伝うようにしてもらっている。

まったく何もしなくなると、それこそ何もできなくなりそうなので…。

あーだこーだと話ながらやっていると、たとえ私の残念な料理でも、和みでカバーされてるような気がする。(苦笑)

そういえば、以前より食べるのがゆっくりになってきたので、これはいい傾向だなと思っている。

多分、食べる味噌汁(野菜たっぷりの具沢山味噌汁)のおかげだと思う。

脳トレ

彼女の日課は、数独(ナンプレ)なのだ。

一冊、300越えの問題を結構なペースでやりつくす。

なのでこれが切れると、禁断症状のようになる。

もういったい何冊こなしたことだろう。

これだけはどうにも止められないようだ。(ナンプレ中毒という…笑)

それと、ユーチューブで間違い探し、マス埋め、文字の並び替え等。

これもほぼ毎日やっている。

いまや問題もたくさん出されているので、問題探しにはまったく困らない。

いっしょに見てると、こっちもハマる楽しさだ。

あと、手芸をすることもしばしば。

これが頭の体操に直接なっているかどうかはわからないが、刺繡などは色選びが楽しいようでチクチクやっている。

娯楽

彼女の娯楽といえば、コメディードラマを見ることと、洋服選び。

今現在、コメディードラマは、朝8時15分ころに始まる韓国ドラマ。

確か「哲仁王后」というやつ。

これが漫画な時代劇で、毎日楽しみにしている。

正直これが終わったらどうしよう。

これに続く可笑しなドラマをテレビ局さんに期待したいところだ。

まぁ、テレビだから受身ではあるが、笑いは良い気を流すと思われるので、細かいことはいいだろう。

笑いはエッセンスだ!

それと、洋服選び。

半分は片づけたものの、まだまだごちゃまんと残っている洋服をとっかえひっかえ着替えて、独りファッションショーをして楽しんでいる。

これも彼女の元気の源だ。

シンプルライフにはどうなの?とは思うが、私はこの部分は元気を優先して、目をつぶることにした。まぁ半分片づけてくれたし…(^^;

ちなみに、「ごちゃまんと」とは、どうやら関東圏の表現だったみたいだが、私らはたいてい、「ごちゃっとたくさんある」みたいなときに使っているよ。

認活

と、以上がウチの母の認知症予防活動…認活だ。

こりゃ認トレでも良さそうだな。

まぁ呼び名は何でもいいが、ポイントは楽しむことだ。

あらためてみても、結構シンプルなことしかやっていなかったね。(笑)

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